COMA/コーマ (1977)

coma by ~Jno-J on deviantART
イヤイヤ(^^ゞ
子供の頃劇場で観たいと思ったのに小遣いが無くて観れなかったのを思い出します
その後、観たのか観ていないのかもわからないくらい年月が経って、やっと今回観たらまだ観たことが無かったことが分かりました
中学・高校の頃は映画雑誌ばかり見ていたので見てもいない映画もすっかり見た気になっていることも多く「COMA」もそれだったようです
今となっては映画の“ネタ”としては珍しく無くなってしまった医療絡みのサスペンスでしたが、これがなかなか良かったのです
最近の作品のように「○分間に1回は観客を驚かさなくっちゃ!」と言うことも無く、前半に問題となる事故(殺人)は起こるのですが、わりと淡々としています
その前半に主演のジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドの知的で強気でいて、でも可愛らしい主人公スーザンという人間をじっくり観察できます

なんか頭よさそう・・・

でも小型犬っぽい可愛らしさも・・・

(ノ ̄0 ̄)ノ お~ 若き日のマイケルも惚れたか・・・

“ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド” “ジョゼフ・ゴードン=レヴィット” よりさらに言いにくい (>o<")
スーザンが真相に近づくにつれ命を狙われ、逃亡しながらも核心を掴んで行くのですが、ここでスーザンはジョン・マクレーン張りの活躍を見せるのです!

行動に躊躇が無く、機敏なところが気持ちいい~

彼女、あくまでも医者なんですけどネ・・・

男ならこんな状況で 「上向いたら殺すわよ」 とか言われたい(笑

「なんだってこんな目に遭わなきゃならないの~」 (マクレーン風に…)
後半の彼女を観て「スーザンってもしかしてどこかの組織のエージェント?(笑」かと思いましたが、前半、自分が正しいと思えばたとえ恋人でも断固とした態度をとる所や、多忙な中でもダンススクールで体を動かしていたり、仕事も非の打ちどころなくこなす優秀さをじっくり見せられていたせいか、僕はその活躍を意外と素直に受け入れて観ることが出来ました
全体的に地味ですが結構ハラハラ・ドキドキ(昭和っぽい?)させてくれるサスペンスでした
大きな突っ込みどころも僕なりにはあるのですがそれでも面白い作品です

大きな陰謀を暴いた割にはやっぱり地味なエンディング・・・
主演のジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドの作品と言うとデ・パルマの「愛のメモリー」の方が印象的と、言うかそれしか知らなかったのですが、なんと彼女、あの『スタートレック:ヴォイジャー』のジェインウェイ艦長だったんだそうです
が、撮影2日目にして降板・・・ 幻の・・・
たぶんこの時50歳を超えていたであろう彼女には体力的に無理だったんじゃないかと思います
この映像を観る限りでもただの調査船の艦長ならいざ知らず、深宇宙探査船の“ヴォイジャー”の艦長ならもう少し若くないと、と感じました…
実際、キャスリン・ジェインウェイ艦長となったのはジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドよりも13歳も年下のケイト・マルグルー
あと10歳若かったらジュヌヴィエーヴのジェインウェイ艦長、僕は適任だったと思います
最後に、この「COMA」の監督がマイケル・クライトンだと知って驚きましたが、もっと驚いたのが彼の身長が“206.6cm”もあったってこと・・・
コメント
No title
“宵乃さん”(*→‿←)ノドモ!
> 雰囲気の懐かしさもあって、怖い内容ながらどこか心地よさを感じてしまったり。
やっぱりそ~ゆ~感じはありますね~
髪形だったり、カメラワークだったり、ケータイが無かったり・・・
僕はあの施設の女性が事務所に戻って電話を使って“オークション”をしているところが何と言うか凄い場面だなぁと思いました
原作もてっきりマイケル・クライトンと思いきや『コーマ』はロビン・クックという作家の小説を原作とする映画で、ウィキで見たらクックとクライトンは医師の資格を持ってるんだって・・・
マイケル・クライトンが生み出した『ジュラシック・パーク』が、彼の亡きあとも新作映画が来年公開されるとのこと
楽しみです
やっぱりそ~ゆ~感じはありますね~
髪形だったり、カメラワークだったり、ケータイが無かったり・・・
僕はあの施設の女性が事務所に戻って電話を使って“オークション”をしているところが何と言うか凄い場面だなぁと思いました
原作もてっきりマイケル・クライトンと思いきや『コーマ』はロビン・クックという作家の小説を原作とする映画で、ウィキで見たらクックとクライトンは医師の資格を持ってるんだって・・・
マイケル・クライトンが生み出した『ジュラシック・パーク』が、彼の亡きあとも新作映画が来年公開されるとのこと
楽しみです
No title
ビジョルド大好き!
『大地震』 『100日のアン』 『まぼろしの市街戦』 『愛のメモリー』 『戦慄の絆』 『怪盗二十面相』 『パリの大泥棒』などなどあるけど、やっぱり『カリブの嵐』が好きかな~。
何故かDVD化されてないけどね。
M.クライトンの身長が2メーターを越えてるのは、何となく衝撃的だね。そんな印象じゃないし…作家さんって…。
ああ、見られない映画って、無性に見たくなるもんだね。
『大地震』 『100日のアン』 『まぼろしの市街戦』 『愛のメモリー』 『戦慄の絆』 『怪盗二十面相』 『パリの大泥棒』などなどあるけど、やっぱり『カリブの嵐』が好きかな~。
何故かDVD化されてないけどね。
M.クライトンの身長が2メーターを越えてるのは、何となく衝撃的だね。そんな印象じゃないし…作家さんって…。
ああ、見られない映画って、無性に見たくなるもんだね。
Re: No title
カリブの嵐のジュヌヴィエーヴ・ビジョルドを観ているとやっぱり“ヴォイジャー”の艦長をやって欲しかったと思います・・・
観られないと言えば最近こんなありえない映像があって衝撃的でした
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=SFw8NjZF-Qk
近未来、もしかして名優だらけの映画が出来るのかも・・・
観られないと言えば最近こんなありえない映像があって衝撃的でした
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=SFw8NjZF-Qk
近未来、もしかして名優だらけの映画が出来るのかも・・・
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映画「コーマ」観た
製作:アメリカ’77
原題:COMA
監督:マイケル・クライトン
原作:ロビン・クック
ジャンル:サスペンスボストン記念病院に勤務する医師スーザン。ある日、親友で同僚のナンシー...
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これも結構好きな作品です。ヒロインがカッコよくて頼もしいんですよね~。後半は忍者かと思ってしまいました(笑)
雰囲気の懐かしさもあって、怖い内容ながらどこか心地よさを感じてしまったり。
>中学・高校の頃は映画雑誌ばかり見ていたので見てもいない映画もすっかり見た気になっている
あるある!
そのまま見逃しかねないから困ります。今回、逃さずにやっと観ることができて良かったですね。
>彼の身長が“206.6cm”もあった
へぇ~!!
物書きってなんとなく小柄な人を想像してました。
画像検索したらいい笑顔がいっぱいで、今までの間違ったイメージを払拭できましたよ。ありがとうございます。