七人の侍 ＞＞＞ 5＋
何も語ることはない。
人として生まれてきたなら見るべきもの…
一番好きなところ。
最初から最後まで登場人物の像が一貫していてブレないこと。
台詞のないシーンでも“画”が語っている。
辛く、苦しい中での恋心が緊張感を程よく緩ませてくれる…
中盤のイイ～場面
「戦の時はな、なにかこう高く翻るものが無いと寂しい･･･」なんかこう説得力がある。
「人を守ってこそ、自分も守れる。 己のことばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ！」
怒るとどえりゃぁ～怖ぇ～
そしてクライマックスへ
緊迫感と美しさに声もでない…戦の初っ端、菊千代が転ぶんだよ！
そこがスゴイのよ！
雨を切り裂きながら飛ぶ矢
名シーンだと思う。
『菊千代～ぉ！』「また… 生き残ったな…」
戦は終わり、高く掲げた旗が誇らしくも悲しげに降り止まぬ雨の中はためいていた…
「今度もまた負け戦だったな… 勝ったのはあの百姓たちだ、わしたちではない…」
名台詞が多い。 で、最後にもう一つ…
『この飯、おろそかには食わんぞ。』
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