愛を読むひと / THE READER >>> +α

あの名作 『朗読者』 の映画化
小説を読みながら私の頭に映っていた映像と、映画の映像がピッタリと重なる


こんな異国の風景や、謎めいた年上の女の画づくりもすばらしかった
この物語はドイツのお話

前半の“青い体験”みたいな甘酸っぱさとは打って変わって、後半の重い展開には驚かされる
それにしてもすごいなぁと思うのは主演のケイト・ウィンスレット
「タイタニック」での一発屋的なイメージで、女優としての技量よりも名前が先行するかと思いきや、素晴らしく存在感のある名女優となっていた

原作を読んでいた私としては静かに流れる映像の中にも葛藤や苦しみを感じながら見ることが出来たが、もしかしたら最後の最後の方まで彼女がひた隠しにしていたことを気付かない人もいるかもしれない…

でも、それはそれでおしまいに一気に謎が解けて楽しめるのかも…
大人のための映画・・・
原作を読んだ人も、未読の人にも良き作品!
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