輪 廻
どんより曇った日曜日
撮りたいライブは無いし、たまには家でダラ～として映画でも観ましょ
でも、なんかピリッとしたのを観たい！
そこで過ぎゆく夏を偲んで「ホラー」を選びます
夏のホラーはやっぱり日本製がよろしい…
というわけで選んだのがコレ
２００６年公開の作品で、監督は「呪怨」の清水崇さん
劇場では観ず、レンタルになってすぐに観たことがあるのですが、タイトルのあとまず主演の『優香』の名が出て、次に『香里奈』とか言うのが続いたのでなんか笑っちゃった覚えがあります
みんなこんな芸名になっちゃうのかな～って
ミュージシャンなんかこんなの多いですもんね…
で、５年ぶりくらいの観賞になるんですね～
主演が優香さんってのは知ってたのですが、当時香里奈さんって知らなくって…
今はわかります
そしてその頃の日本のホラーで頻繁に見られた“女子高生の噂話”のシーンが最初に出てきたので、「ありゃりゃぁ～、ハズレ引いてもうた～」と思ったんです…
ところがこの作品、思いの外良かったのです！ だから今回も観たんですけどね…
日本人の恐怖の琴線を震わす映像が随所に…
ただこうして静止画で観ていると笑いたくなるような気がするのは僕だけですか？
最近すっかり落ち着いたと言うか、老けたとすら感じることもある優香さんですが、この映画での演技は当然若々しくがんばってるな～って思いました
演技は良かったけれど、主人公の性格の設定をハッキリさせてくれればもっと観る側としてはのめり込めたのになぁと感じます
香里奈さんはモデルだけあって姿が奇麗でした
顔と足が奇麗なら渡る世間に鬼は無しですね…
この作品、タイトル通り“輪廻”がテーマですが、“輪廻”とはなんぞや？と掘り下げるわけではなく、あくまでも怖がらせることが第一なのでストーリーは深くはなく、でも、輪廻転生した人たちがぐちゃぐちゃ出てくるし、おっさんが女子高生に生まれ変わってたりするのでちょっと分かりにくい所が…
イヤ、それもわざとそうしたのかなぁ～(｡´ー｀)ﾌｰﾝ...
結構お話としても良かったのですが、映像もイイ感じなところがありました
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映画監督を演じる椎名桔平さんの背後から走り去る少女（もちろん幽霊）が自分が殺されたホテル内を歩き、優香さん演じる杉浦渚の寝室に現れるこの一連のシークエンスは恐怖と言うよりはちょっぴり“不思議の国のアリス”な世界！
この人形が結構活躍しますね～ こんなのウチには絶対いりません！
もう少しだけ動きが滑らかな方が僕は怖かったなぁ～と思います…
優香さんが少し浮いて見えて画が安っぽくなった気がしますが迫力のシーン！
ちょこちょこ文句も挿みましたがジャパニーズホラーの一級品だと思います
お盆休みで返って夏バテした皆様がご覧になるのがよろしいかと存じます…
最後は優香さんも“やり切った～”と言う表情をしてました…(^^ゞ
