猿の惑星:創世記 (2011) -RISE OF THE PLANET OF THE APES-
つい最近、映画Blog仲間と『猿の惑星:創世記』は観たいけれど、「チャールトン・ヘストンのいない『猿の惑星』は“クリープを入れないコーヒー”みたいじゃないですかね~」なんて(昭和な)軽口を叩いていたのですが、この作品、とんでもなく凄い出来でした!
正直、僕はどこからどこまでが“Visual Effects”の産物なのかわからなくなってきました…
こんなシーン、今までなら本物の子猿を使ったでしょうに…
いわゆる目線や手の演技が入ることで、この子猿が特別なのだと認識せざるを得ない映像です
名バイ・プレーヤー:ジョン・リスゴーを久々に観ました・・・
彼もこ~ゆ~役をやるようになったんですね~
モーションキャプチャーやテクスチャーなどのCG技術の進化の凄さは勿論、大元のデータとなる役者の動きも凄いのだろうなと…
今年見た「SF映画」で、すでに現実を超えた映像を見せられた気がして視覚的に満足はしていたのですが、『猿の惑星:創世記』を観て正直“恐ろしさ”を感じました
僕の視覚はどこまで騙されてしまうのだろう…
まさしく自分の“目”で見たものしか信じられなくなってしまうんじゃないだろうか?
旧シリーズの『猿の惑星 征服』にあたる今回の『猿の惑星:創世記』
僕は復習の意味で『続・猿の惑星』『新猿の惑星』『猿の惑星 征服』を観直しました
『猿の惑星』の持つ“人間の恐れ”を踏襲しつつ、しかしこれはもう完全に別の作品として旧作と比較しながら観無い方が良いと思いました
内容もサルことながら圧倒的な映像の力を見せつける『猿の惑星:創世記』
久しぶりに興奮しながら映画を観ました
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