ファール・プレイ (1978) - FOUL PLAY-
僕の“青春の一本!”
まぁそんな言葉があれば…なんですが、この映画は間違いなく僕を映画好きにさせてくれました
中学生の頃、当然お金が無いので映画を観るのは名画座です
その名画座で最高の組み合わせの2本立てがこの「ファール・プレイ」と「天国から来たチャンピオン」
だから正確には“僕の青春の不動の2本のうちの一本!”です

刑事コロンボ風なオープニング

ゴールディ・ホーン かわいい~!
中学生の僕のハートを鷲掴みです♥
が、このときの彼女は33から4歳、僕の母親と2つ違い…▄█▀█●

チェヴィー・チェイス
彼の作品は5~6本観ましたが印象に残ったのは
「サボテン・ブラザース」だけですね~ ハッ!

最初の出会いは失敗に終わります…

Barry Manilow の美しいテーマで映画の世界へ引き込まれます…

この空撮が大好きです
画から「ア~、物語がはじまるんだなぁ」って伝わってきます

僕は子供の頃から女性の眼鏡に弱いです♥

謎の言葉を残して消える男… ヒッチコックかっ!?

“ミッキー”登場! でも“ROCKY”はいない┗( ̄^ ̄)┛

ダドリー・ムーア 最高に面白かった! 吹替えは広川太一郎で!

巻き込まれ型のサスペンス! 目、でかっ!

映画館で謎の男に謎の言葉を聞かされ、その後怪しい奴らに狙われる羽目になったグロリア(ゴールディ)
一度目の出会いに失敗したトニーとこの事件の担当刑事として再会!
ここまで観ただけで、グロリアがいかに“可愛くてちょっぴりバカ”なのがわかるのですが、この“可愛くてちょっぴりバカ”ってとこが、もぉ~堪らないわけですよ~!

その他の登場人物も良く練られてます

ドタバタしながらも捜査は進んで行きます
頼りなさ気なトニー刑事が意外と真面目で好印象!

もちろん二人の恋も進んで行きます…♥


ゴールディの良さは“可愛い”と“キレイ”を併せ持っているところでしょうか…

物語が佳境に入る所でダドリー・ムーアが笑わせます!

なぜか強く印象に残るバージェス・メレディスの格闘シーン!

隠されていた陰謀とは「法王の暗殺計画」だった!
が、このあとすぐに爆笑シーンが!(ネタバレしない!)

「法王暗殺」を阻止すべくサンフランシスコの坂をトニーとグロリアを乗せた車が爆走します
まぁホントはこんなに無理して彼らが爆走する必然性ってのは無くって、とにかくエンディングに向けた盛り上がりってだけのシーン
が、これぞドタバタコメディーの真髄!
迫真の暴走中も笑わせてくれます…

なんだかこの映画、JAPANをフィーチャーしているようです

一応サスペンス仕立てなので最後に少しハラハラ場面がありますし…


いろいろご都合の良いことも多々あるのですが~

最後はもちろん“HAPPYEND♥”
ナント言っても“ゴールディ・ホーン”の映画でした…
彼女の作品では「潮風のいたずら」も大好きですよ~
初めに書いたように僕にとって名画座と言えば「ファール・プレイ」と「天国から来たチャンピオン」なのですが、始めて友人同士で名画座に映画を観に行ったのが「スティング」
なかなかイイ作品で親離れ?出来たんじゃないかな~と…
そして忘れられないのが「コンドル」と「サブウェイパニック」…
この2本は観れば今でも鼻の奥の方に映画館の匂いが蘇ってくるような気がします
もちろん“名画座”ってこと抜きなら他にも思い入れの強い作品はありますが、思い出と強く結び付いている“ゴールディ・ホーン”の「Foul Play」は僕の青春の一本!
皆さんの一本はなんですか?
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