宇宙人ポール (2010) -PAUL-
池袋で『宇宙人ポール』を観てきました~
おもしろかった~ 馬鹿笑いでは無く、ず~っとクスクス(。≖‿≖)クスクス…
アメリカでのおたく文化の祭典にイギリスから遥々やって来たグレアムとクライブ
冒頭のコミコン(Comic-Con International)だけでも面白かった
クリンゴン語での会話とかツボでした
が、ここからが旅の恥まり…
ネタバレがどうのと言うようなタイプの映画では無いと思うので、超簡単にストーリーを書きます
グレアムとクライブの旅に米軍から逃亡してきた宇宙人ポールが合流~
このポール、もう60年もアメリカにいるんで誰よりもアメリカ~ン♪
最高に面白くて、か~な~り~さばけてる奴!
ポールのこのシーンでのベーグルの見せ方↑も、2人の会話を聞いていた上での確信犯的なギャグ!(かなり下品… でも後後もっと…)
原理主義の父に男手ひとつで育てられた娘・ルースが加わりますが、ポールに異星人の歴史を一気に脳へ流し込まれてあっさり宗旨替え…(笑
彼女は長年モンモンと抑えられていたことが発言と行動で吹き出します
他にも、ポールが地球に落ちたときに助けたことで人生が狂ってしまった女性・タラ(グウィネス・パルトローの母 似てる…)が加わって、ポールを追跡するのが MEN IN BLACK そのまんまのゾイル(名前はロレンツォ…)だったり、そのボスが“あの人”だったり、ルースの父親も混ざって追跡劇が、あイヤポールたちの逃走劇が繰り広げられます
はたしてポールは追手から逃れ無事に自分の星に帰れるのか~!? ってお話です
ストーリーはですね、途中でだいたい殆どの人が思っている通りなんですよ~(^^ゞ
が、この映画の面白さはそ~ゆ~ところではないので大丈夫です!
まず、なにが楽しいって“下ネタ満載”です!
次にSF映画のパロディー? オマージュ? リスペクト? とにかくいっぱいです!
オープニングや↓こんなシーンは照明から全体のトーン、もちろん音楽までスピルバーグだったりします
E.T.の製作で行き詰っていたスピルバーグに宇宙人的な立場からいろいろアドバイスしたのがポールなのだそうです…ヾ(;;゚Д゚)ノ
劇中電話でポールに相談している声はホントにスピルバーグということです
(スピルバーグの声知らないんだけど…)
視覚的にはわかりやすくとも、英語が聞き取れないのでセリフ回しとかの面白さを拾いきれないのが悲しいです…
ポールが星に帰るためにUFOと接触する場所、いや“UFOと接近遭遇”する場所が…
もう“ロッカリアさん”皆さんにも最後の舞台が何処かはお分かりかと思います
最後はこの人も大活躍! 特に彼のサングラスがイイ仕事します…
最後にいろいろ収束してゆく感じが、わかっていても心地よいです
UFOで旅立つ時のポールの飛ばすギャグ、エンドロールに入る時のとぼけたラスト…
エピローグも楽しかった… ん~また観たい!
と、おもしろいとこだけ書きましたが、上手いというか、いい表現だなと思った所もあります
超仲良しのグレアムとクライブは超SFオタク
そんな2人が本物の宇宙人にあったのに片割れのクライブは前半何故か浮かない顔
本来なら2人で大ハシャギってなるはずなのに…(^・ω・^)...ンニュ?
そこにはポールと仲良く、そしてルースに恋してしまったグレアムへの仲間を取られたと言う嫉妬心があることがわかります
大の大人がなんだよ~と言えるのですが、親友とのこの旅を楽しみにしていたクライブはSFオタクとしての喜びよりも、友との距離が離れてしまうことに心を囚われてしまったのです…
そんなクライブをなだめ、励ますのも宇宙人ポールで、こんなドラマな所がただのおバカ映画よりちょっと斜め上を行く理由かなと思います
ここでポールへの感情の移入度もどっと上がりますしね…
昨日観た『50/50』の“アダム”と“カイル”、昨年最後に観た『君がいた夏』の“ビリー”と“アレン(アップルビー)”、そして今日の2人…
旧知の友とはイイものですね~
今日行った「シネ・リーブル池袋」は元日休みだったので、今日は“映画の日”の振り替えで1000円で観れてラッキーでした!
今年の2本目も大当たりで大満足です
去年、映画の神様に
来年も映画を楽しめるようお願いします
もう一度言います 楽しめますように…
今から『未知との遭遇』観ようかなと思います!
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