(500)日のサマー (2009) -(500) DAYS OF SUMMER-
『50/50』が良かったので、ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt) 主演作品を観ました
観終わってまず「いいタイトルだなぁ~」と思いました
そしてなにより「若い内にコレを観とけば僕もこんなつまらないオジサンにはならなかったろうに…」と悲しくなるのでした…
なかなか名前の覚えられないジョセフ・ゴードン=レヴィットですがお気に入りです
際立った二枚目ではありませんが、表情に緩急があって地味な雰囲気の中に多彩さを感じます
見逃しましたが“メタルヘッド”での好演も耳にしています
子役で“リバー・ランズ・スルー・イット”に出ていたと言うことですがまぁ記憶には無く、『インセプション』で初めて知ったようなものですが、芸歴は非常に長く、実力派として評価を得ているそうです(納得です…)
『(500)日のサマー』は今年の夏は猛暑日がが500日もあった~って話では無く、サマーと言う彼女とジョセフ演じるトムの二人の500日間の物語です
『サマーとの500日』と言いかえられますし、その方が一気にわかりやすいのですが、僕はやはり『(500)日のサマー』と言う邦題が絶対いいと思いますね
こちらは“Perfume”じゃなくて“Hall & Oates”
簡単に言うと“Growing Up”モノなので、こ~ゆ~POP!な感じのシーンも出てきますが、ストーリーはとてもよく出来ていて、サマーに振り回されている様なトムに思いっきり感情移入して観ていた僕は最後に自分がガキ丸出しの愚か者だと知らせれます(T_T)
これは若者が観るべき映画で、ちゃんとした大人が観ても「まぁ、そんなことを夢見ていた時があったかもね…」と言う程度のお話しと思うでしょう…
が、僕のような成長しそこなった人間には身につまされるような非常に辛い作品でもあります…
“Hit Girl”のクロエ・グレース・モレッツ(Chlo Grace Moretz) と、また名前の覚えられそうもない彼女がナイスな妹として出ていました
名子役で終わらないで欲しいですが、微妙な雰囲気の演技派ですね…彼女…
ベンチで語り合うトムとサマー…
最後にこの作品の神髄が溢れ、少年だったトムを大人に変えます
この作品、女性からならどう見るのでしょう?
そしてラストシーンがこれまた絶妙~
そんなわけで“ホントの大人は観ちゃダメ”
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