隠し砦の三悪人 >>> -∞

アイドル主演でリメイクが公開された“名作”とされる『隠し砦の三悪人』
言わずと知れた“クロサワ映画”の代表作の一つ。
2度ほど観たけれどナニをもってして“名作”とされているのか私にはわからない…
画作りにこだわる監督だけあってロケーションのスケールに“ほ~”っと目を張るところはあった。



今ならCG使うんだろうな~
凄かったのは、敵本陣に自分たちの所在を知らせに行く兵を馬で追いかけ、騎乗で殺陣をするシーン!


今ならCG使うんだろうな~
また、槍の殺陣のシーンも“チャンバラ”じゃなかった…
なんとも本物の迫力に圧倒されたと言う感じ。

本物の槍の突き合いを見たことはないんだけど…
と、さすがと思わされるところはあったけれどどうも緊迫感を感じられない展開だった。
褒めといてなんだけれど、迫力の騎乗の殺陣も撮り方はつまらないし、槍の殺陣も正直長すぎる。
そして“お姫様”が下手すぎる…


当時は“新鮮”だったり“SEXY”だったりで許されたのだろうか…?



この二人の汚さや貧しい悲しさはよ~く伝わってきたのだが、貪欲さがリアル過ぎて私はちょっと引き気味にしか彼らを見れず、結局ストーリーも楽しめなかったんじゃないかなと思う。


とは言え、三船敏郎の存在感は絶対的だ!
姫もご無事でめでたし、めでたし…。
さてさて、私は楽しめなかった“名作”『隠し砦の三悪人』のリメイクをアノ“樋口真嗣監督”が作ったと言う。
私としては樋口監督には“ガッカリ”させられてばかりなので期待もせず、劇場に観に行くというつもりもない。
思うに『画は凄いけれど“詰めが甘い”ので馬鹿らしい…』、そんな映画を見せられるハズ…
新旧どちらも、もう私は観ません。
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