夜更けの自販機

仕事で一泊だが“山形”へ行ってきた。　“山形”は初めてだ。

超特急（もう誰も言わないね… 超って言葉は好きなのにね…）のつばさに乗り、朝からビール！
とは行かない、仕事だから。

読みかけの文庫本を開く。
　イニシエーション・ラブ　乾 くるみ (著)
話題になっていたのにず～っと読めなかったのだが、凝った作りで話題になるだけのラストの衝撃には『やられた！』って感じだったが、仕掛けは確かに凄いけれどストーリーがつまらない…
あとがきに「必ず読み返したくなる」とか書いてあったけれど、私ゃぁイヤだね。　もう読まないよ。

で、あっという間に「米沢」　米沢牛の「米沢」
到着が９：３０AM　さすがに牛肉弁当は食べられません！

その後の移動で「赤湯」と言うところから「今泉」へ向かう列車に乗ったが、これがなんと田舎のバスみたいに列車の中でチケットを取って、降りる時に乗った距離分を精算する方式。
ちょっと戸惑った…
　山形鉄道フラワー長井線

～なんやかんやあって～

５：００PMに宿泊地「山形」に着いちゃったので、駅近辺を歩き回り、夕飯は居酒屋で『山形セット』と言うのを頼んでみた。

まぁ、こんなものか、と…

翌日は「山寺」と言う駅へ。　断崖絶壁に“寺”が…　少し目を引く風景。

列車の待ち時間がちょうど１時間あったので駅前に一軒しかない店でお昼を食べた。
“いも煮そば”￥１，３００- は美味しくありませんでした。
そのそばを食べた店の店員の客あしらいが、言葉だけは丁寧なのだけれど心が無い感じですごーく嫌な感じだった。
もし再び山形・山寺へ行ってもあの駅前の店にだけは行かないぞ。と…
私の中で「山形」までも悪いイメージが広がった。

駆け足の１泊２日、帰りの新幹線、イヤ超特急乗り場のお土産屋さんを冷やかしていると、時間を終えて帰ろうとしていた店員の女の子が僕を見つけて｢こっちの方が美味しいですよ～｣なんて言ってきた。
その嫌味の無い話し方が気に入ったので薦められたものを全部買った。
もし再び山形駅へ行ったらあのホームの店で買い物しよう。と…
私の中で「山形」の良いイメージが広がった。

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